卵巣嚢腫の症状や原因に手術や治療方法についてまとめ

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卵巣は妊娠を望む女性たちにとってとても大切な存在ですが、非常に腫瘍ができやすい臓器と言われています。どのような腫瘍があり、その症状や治療についてご紹介。

そもそも卵巣ってどんな臓器なの?

女性の体に2つある臓器の卵巣。この卵巣には、人それぞれ生まれたときから限られた数の卵子があり、月に一回月経というシステムで卵子が排出されます。

その他にも、妊娠に備えるために女性ホルモン(エストロゲンとブロゲステロン)を卵胞を通じて分泌しています。

このように、

卵巣の腫瘍は4種類の病気がある

卵巣は基本的に親指の先ほどの大きさなのですが、卵巣嚢腫という病におかされると、卵巣内に液体や脂肪、血液や髪の毛、歯などが溜まり、肥大化すると人間のこぶし大サイズになるといわれています。

では、具体的に中身によって分けられる4種類をここでご紹介しましょう。

  • 漿液性嚢腫は、透明の液体が卵巣内に溜まった場合
  • 皮様性嚢腫は、歯や毛髪などの組織が卵巣内に溜まった場合
  • 粘液性嚢腫は、ゼラチン状の粘液が溜まった場合
  • チョコレート嚢胞は、子宮内膜症が卵巣内に発症した場合

卵巣嚢腫の症状で怖いのが卵管が捻れる茎捻転

進行して肥大化してくると、排卵期に卵巣周辺に痛みを感じたりします。また、排卵期ではなくても、腹痛や腰痛に悩まされたり、膀胱を圧迫して頻尿になったり、排便時に痛みを感じるなどといった症状を訴える女性もいます。

そして、もっとも怖いのが茎捻転です。

これは、卵巣嚢腫が肥大化しすぎたあまり、その重みに耐えられずに、ふとした拍子に卵管がグルンとねじれてしまうことを指します。これは非常に激痛を伴い、自然に戻る場合もありますが、戻らない場合は手術になります。

この茎捻転の恐ろしいところは、ねじれたことにより、血液が滞って卵巣が破裂するという命取りな状態もあるというのです。

卵巣嚢腫の治療方法は茎捻転の予防につながる

産婦人科などを受診した際に、エコーや疑いがある場合はCTやMRIで腫瘍のサイズを診断し、基本的に7cm以上の場合は、茎捻転の予防として摘出を推奨する病院が多いです。

この時、妊娠希望の女性の場合は、医師たちとしっかり話し合われることをおススメします。

激痛で救急搬送され即手術という場合ですと、卵巣の全部摘出もやむを得ませんが、卵巣は皮一枚でも機能する臓器ですので、緊急の手術の場合を除き、普段から医師たちに希望などを可能な限り伝えておくことが望ましいと思われます。

7cm未満の場合は、良性であれば経過観察でも問題はないかと思います。

卵巣嚢腫の手術や入院

昔は、開腹手術が主でしたが、近年は体に負担が少ない腹腔鏡手術も可能になってきました。

ただし、どちらの手術法を選択されるかは最終的に医師の判断になるということはご理解ください。

たとえば、以前腹部の手術を経験している人の場合ですと、腹腔鏡手術を希望しても、癒着具合などから希望通りにいかない場合もあります。

では、入院期間についてですが、だいたい7日から10日くらいとなっていますので、仕事への復帰も早くできるようになってきています。

妊娠できるか不妊にならないか

卵巣嚢腫を患うと不妊になってしまうのではないかと不安を感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、必ずしもそうとは限りません。

先ほども述べましたとおり、卵巣は悪い部分だけを切除して、皮一枚になっても機能する臓器ですので、卵巣嚢腫になったから、妊娠できないと結びつけず諦めないでほしいと思います。

手術後に自然妊娠できた女性もいれば、卵巣機能の低下により、人工授精や体外受精などの不妊治療を専門機関で受けて、妊娠・出産をされた方も大勢います。

卵巣嚢腫の再発率は10%程度

卵巣を全て摘出をした方は、もう罹患する卵巣自体が存在しないため、再発の心配はありません。しかしながら、悪い部分の摘出手術を受けて、卵巣を一部でも残した人は妊娠の可能性もある分、再発の危険性があるということは覚えておいてください。ですから、術後も定期的に受診して、採血や超音波検査を行うよう心掛けてください。ちなみに、再発率は、およそ10パーセントと言われています。

どうすれば予防できるのか実は原因がわかっていない女性のの病気

残念ながら、現段階では、卵巣嚢腫の原因は解明されていません。

しかしながら、可能性として考えられていることとして、ストレス、不規則な生活リズム、食生活の欧米化、晩婚化の影響を受けて出産する年齢が遅くなっていることなどがあげられたりしています。

最後にあげたものなどは、おそらく、度重なる月経により卵巣への負担があるからという考えからだと思われます。

完全な予防ガイドは現段階では存在しませんが、全ての病に共通している(最後は除く)これらの要因などにも目を向けて、自分なりに生活習慣の改善を心掛けるようにしてみてください。

女性特有の卵巣嚢腫の病気まとめ

今回は、卵巣嚢腫のお話を中心にしてまいりましたが、この他にも女性特有の疾患があります。

毎日頑張っていらっしゃる皆さん!痛みや体の不調をおして社会で闘われている皆さん!女性にしか与えられなかった臓器(子宮、卵巣)をどうか大切にしてください。

市区町村あげて、定期健診やガン検診などの推奨も積極的に行なわれている昨今。産婦人科は敷居が高いように思っていらっしゃる方も中にはおられるかもしれませんが、勇気をだして一度検診に行ってみてください。

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